部下をとにかく褒めてみた結果

2020年2月4日

どうも。うなぎおやじです。

現在、典型的な中間管理職のど真ん中でストレスMAXの職場環境です。

そんな中、とにかく周りとズレまくっている超ポンコツおばちゃんがいまして。どうにもならないほど頭を悩ませています。

しかし最近、悟りの領域に達したので綴ってみます。

同じような悩みを構えている方の少しでも参考になれば幸いです。

それでは

ポンコツおばちゃんのスペック

  • とにかく超神経質。(周りが気にしない細かい部分が気になって仕方がない)
  • ケタ違いに仕事が遅い(◯日までに〜など具体的に日程を定めないと永久に葬り去る。)(お手すきで〜=一年後でもOKくらいに思っている。)
  • 仕事の優先順位がつけられない。
  • 確認ばかりに時間を割いて、他の仕事に手が回らない。
  • 一つのことを気にすると、他の事が目に入らない。
  • 相手をイライラさせることに長けている。
  • 創意工夫できない。
  • プライドは非常に高い。

結論 できないことをさせるよりも出来ることを見つける

何故にこんなにイライラや怒りなどの負の感情に掻き立てられるのか?

よく考えてみました。

すると、自分の中で「これだけ教えたのだから、ここまではできるだろう。」と期待してしまっていたのです。

その期待が間違っていました。

勝手に期待して、失敗したら負の感情が湧く・・・。

ならば、なーんにも期待しない方が自分が楽だ。

と気づきました。

それ以来「できない」という前提で接したり、仕事を進めていきました。

すると、褒める回数が増えました!

褒めるといっても、自分の思い描いた通りになった(期待通りの成果になった)からではありません。

ちょっとしたことです。

例えば、先方にこんな内容でメールを返信して下さい。とお願いして、送ったメールを確認した時に「おーっ。この内容の返信いいですねー!」など。

全く期待しなければ、できなくて当たり前。できない前提で物事を進めるので、その中で小さな成功があると凄く目立ちます。

やもするとバカにしてるような接し方になるかもしれませんが、おっさん自身もイライラせずに済みますし、ポンコツおばちゃんにも効果があったようです。

できること・得意な分野を探してあげる

苦手なことを克服する努力。

自信をなくしたときに向いていないかも…。と感じても、

向かせるようにする努力。

どれもとても大切なことですが

限度もあり、見極める・見切りをつけるのも大切です。

思い切って配置転換も検討しましょう。

いろいろな仕事をやらせてみて、その中できっと予想異常にできたものがあると思います。(なければその中で一番マシなもの。)

その適性探しの中で、表作成やデータ整理に関してキレイでわかりやすいデータを作ってくれたので、クリエイティブな仕事をお願いすることにしました。

その仕事を中心にさせてあげればお互いに幸せです。

そんなことで

状況判断やスピードを求められる仕事が苦手でだけれど、表やデータ作成等のクリエイティブな仕事が得意だとわかり、配置転換してみました。

褒められる=認められた という肯定的感情

おっさんの中では今回の案件を障害物競走に例えると、

「ハードルをだいぶ下げたけど、飛べないからハードル自体を撤去した。その結果ゴールまで走れた。」

ということで、なんの解決にもなっていないの気もしますが…。しかし、“褒める”と言うことのメリットがおっさんの予想以上に効果がありました。

イライラ等の負のエネルギーを使う量を減らせた。

怒るなどの負の感情は凄く疲れますよね。怒らなければ負のエネルギーになりません。

できない前提で接すると、失敗されても腹は立たない。

失敗して当たり前。できない(失敗)前提で接しているので、できなくても想定内。

心の準備はマイナス(失敗)が“基準値の0”なので、むしろできた場合(成功)の方が想定外。想定外でプラスの事が起こった方が嬉しい。その想定外の成功はただのプラスではなくて、プラスの2乗になる。

結果、ただのプラスでなく2乗なので喜びも2乗。すると

“よくやった”

と心から素直に言葉として相手に言うことができます。

こちらが変わると相手も変わる。

いつもイライラしつつも我慢して言葉を選びながら接していたので、どことなくギスギスした言い回しになっていました。

それが諦めの境地からの指示になるので、ここまでくれば自然と言葉も穏やかになったのでしょう。おばちゃんの表情も変わった気がします。本人も褒められているので満更でもない様子。

ある意味でポンコツを認めました。認めた内容は決して肯定的な認め方ではありませんが、できないことを認めたのです。

ハードルを下げるどころか撤去したので、陸上ではもはや別の競技になっています。しかし、本人も喜んでいるのでそれはそれで良いのかなあと思います。

「こうなるであろう。」「こうなるはずだ。」 と決めつけないようにした。

長いこと同じ仕事をしていれば、ことの結末や対処法は目に見えてわかるものです。

しかし、今まで培ってきたその経験が頭を固くしてしまうことありませんか?

自分の中でシミュレーションした事と違う顛末や返事が返ってくると、また負の感情が押し寄せてきます。

すると苦しくなるのは自分です。

ここぞの場面以外では「うんうんわかった。」と緩く構えていた方が自分が楽になりますね。

負のエネルギーは、自分を苦しめることになる。

少しでも楽に生きる・仕事するために許容範囲を広げて考えることにしました。

生きていくことは苦しいことの方が多いもの

おっさんの言葉ではありません。(笑)

稲盛和夫さんの「生き方」の本の中の言葉です。

本の中で

現世とは心を高めるために与えられた期間であり、魂を磨くための修養の場である。人間の生きる意味や人生の価値は心を高め、魂を練磨することにある。

生き方 稲盛和夫 著

だそうです。

サラリーマンである以上負けたら終わり。しかし、踏みとどまって負けなければ勝ちです。引き分けも勝ちです。

踏ん張って持ち堪え、耐えれば先が見えてきます。

冒頭のように、他人から自分のペースを乱されそうになったとしても持ち堪えましょう!

結局は“誰か”に影響を受けると言うよりも、“心の中の自分”との戦いなのかもしれませんね。

気は持ちようです。

定年までまだまだ先は長いですよ。ここでカリカリしてると息切れしますので気長にじっくりノンビリやりましょう。