温熱蕁麻疹の痒みに効いたおすすめ市販薬と改善方法

2020年2月1日

入浴中(浴槽に浸かってる最中、もしくは入浴後)や運動後など(私の場合は車の車内などでの発症もありました。)体が温まると痒くなる時がありませんか?

その症状、温熱蕁麻疹かもしれません。

温熱蕁麻疹に効く市販薬や対処法について紹介していきます。

温熱蕁麻疹とは

急激な温度変化により体温が上昇し、患部が赤くなったり痒みを伴います。

運動後や入浴時…コタツや暖房器具にあたっている場所や、車内で直射日光にあたって体温が上がっている時にも私は発症しました。

部分的に痒くなったり、酷い時は全身が痒くなる時もあります。

場所によっては赤く腫れ上がったりまるで蚊に刺されらかのようにぷっくりと腫れる時もあります。

原因

犯人は

ヒスタミン

と言われています。

肥満細胞と言われていますが、このヒスタミンが

ストレス・気温差・アレルギー

などで出過ぎて痒みなどの症状を出すと言われてます。特に症状が出たのは、汗を掻く場所や熱のこもる場所が多かったです。

症状が出やすいタイプの人

敏感肌、乾燥肌の人。

アレルギー体質の人はヒスタミンが出やすいので、発症する確率も高いそうです。

ストレスがかかっていつ時や抵抗力の弱くなっている時は要注意です。

しかし、温熱蕁麻疹は「非アレルギー性蕁麻疹」です。

アレルギー性ではありませんので薬の服用時にはご注意を。

効果のある市販薬

私は、

体の広範囲に広がっている時は飲み薬。狭い範囲に出ている時は塗り薬。

と、使い分けていました。

飲み薬

この中のアゼラスチン塩酸塩と言う成分が効果があります。

私はこの薬を使っていました。

他にも

この中の成分のクロルフェニラミンマレイン酸塩が効果があります。

この他にもジフェンヒドラミン塩酸塩の成分が入っている薬にも効果があるようです。

塗り薬

よく使います。清涼感もあり痒みをスッキリ抑えてくれます。

温熱蕁麻疹に効く薬の成分

アゼラスチン塩酸塩

ジフェンヒドラミン塩酸塩

クロルクエニラミンマレイン酸塩

上述の成分の入っている薬には効果が期待できます。

急ぎの場合、とりあえずで患部を冷やすと痒みを和らげる事ができます。

症状がひどい時には病院に行きましょう。

アナフィラキシーショックにご注意下さい!

アナフィラキシーショックとは、何かしらのアレルゲンなどに対して全身性のアレルギー反応が引き起こされてしまい、血圧の低下や意識状態の悪化が出現した状態を指します。

アナフィラキシーショックが生じた際には、迅速な治療が必要です。また、一度アナフィラキシーショックを起こしたことがある方は、再度同じ原因物質に暴露されることで同じように非常に重い症状を起こすことがあります。

Medical Note より引用

症状

  • 急激に蕁麻疹が体全体に広がる
  • 顔が青白くなる
  • 吐気
  • 嘔吐
  • 呼吸が苦しくなる

等、呼吸器系の症状が出たら救急車、病院へ行って下さい。

アナフィラキシーに関する詳しい内容

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アナフィラキシー

温熱蕁麻疹と診断されて処方された薬

過去に皮膚科で「温熱蕁麻疹」と診断された際に処方された薬は

アレグラでした。

他にもアレジオンも処方されるようですが、ここで注意。

病院でアレグラやアレジオンを蕁麻疹の治療で処方されたとしても、市販薬に同じ効き目はない!

のです。

薬剤師さん曰く、市販のアレグラやアルジオンは花粉のアレルギー用として販売されていて、蕁麻疹には効かないようです。

市販薬で代用はできませんので、その際は上記の薬か薬剤師さんの相談して下さい。

何にせよ最初は病院へ行くのが無難です

そもそも、温熱蕁麻疹かどうかも判断するのはお医者さんです。

症状や場合によってはアレルギー検査をして、どのようなアレルギーがあるのか調べてもらえるかもしれません。

(私はアレルギー検査をしてもらい、「マグロ」にアレルギー反応が出てビックリしました。なるほど確かにマグロを食べるとお腹が下るはずです。)

原因がはっきりしていれば次回以降は市販薬でも安心して使えます。

1週間を目安に市販薬を使い効果がなかったり、全身に広がるようなら病院で受診しましょう。

対処法

  • 皮膚を急激に温めないこと
  • 運動は準備体操をしっかりして程よく体を温めてから行う
  • 入浴の際は脱衣所にヒーターをつけるなど、浴室を温めること
  • 暖房器具にあたり過ぎないこと
  • 体温調節はこまめにすること

まとめ

飲み薬、塗り薬どちらでも効果は期待できます。

薬で対処しながらストレスの思い当たることなどを考えてみたり、上述の対処法で予防に努めて下さい。

皆さんの症状が早く良くなりますように。

※温熱蕁麻疹で皮膚科に通って医師に質問したことなどをまとめましたが、私は医師免許は持っていません。症状は個人差もありますので、この記事で解決出来るとは限りません。また、紹介する薬の副作用や効果が得られなかったとしても責任は負えませんので予め御了承ください。

紹介した薬一覧