両親が家を不動産屋に売った
40代になると親もそれなりの年齢になります。
高齢になるにつれて、買い物や何かあった時の先々を考えると2人では不安…。
と言う事で、今の家を売って、そのお金+αで私の自宅付近に引っ越して来ることになりました。
現在進行形で続いているものをノンフィクションで綴っていきます。
もしかするとシリーズものになるかもしれません。
みなさのお役に立てそうな情報ができ次第親ネタ書いていきます。
プロローグ
結論から言うと、現在引越し先が決まらずに私の家に仮住まいしております!
体力の衰えと先の不安
父親は82歳。母親は75歳。買い物で重い物を持ったり、長距離の移動がしんどくなってきたようです。
サラリーマンとは言え、地元(実家)を離れてしまった事に対して親には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
「動けるうちに実家を処分(売却)して、息子の近くに住もう」
と決断したらしく、実家を売って私の自宅付近に家を買うと言うことになりました。
首都圏とは言うものの、築30年近いマンションなので買い手がつかず、長期化を予想して先ずは実家を売却する事にしました。
首都圏の中古マンションの事情は?
首都圏のマンション事情はあまり芳しくありません。
理由は
- 一軒家が手頃な値段で買える
- マンションは管理費と修繕積立金がかかる
- 庭が無い
- 駐車場を借りなければならない
- 下の階の住人に音を配慮して生活しなければならない
などなど。
とりあえず690万円で売りに出してみる
同じマンションで売り出している人で、2年近く買い手が見つからず今も住み続けている方もいるようです。
私も、こりゃあ長期戦になるわな…。と思っていました。
逆に言えば、首都圏で中古マンションを購入するのは安くて良い物件が見つかるチャンスです!
流れで言えば数年後に
売り出し〜引越し先を購入〜売却&新居へ引っ越し
となると思っていました。
が、予想に反して
さっさと僅か4ヶ月で売れてしまった!
今回は仲介での売買です。
値段は690万円。買った時はバブル真っ只中で3,000万円弱…。
親父…手離させてごめんよ。
先ずは不動産屋に下見をしてもらい、土地や建物の評価額から売り出し金額を決めて売り出しました。
最上階(5階)で角部屋(夏は半端なく暑くてすんごい西日なんですけどね)。
不動産屋からすると、比較的売りやすかったようです。
あれよあれよと買い手がすんなり見つかってしまいました。
あっという間に契約成立で新居を探す事に。
買い手が見つかってからの流れ
先ずは相手から購入を申し込んでもらい、手付金をもらいます。
本審査が1ヶ月近くかかりました。けっこう時間かかります。
本審査が通ると、大安など良い日に契約となりました。
契約、引き渡し日は最寄の銀行で行われました。
その場で相手から購入金額を振り込んでもらい、不動産屋に仲介手数料を支払います。
さて。
問題は新居です。
理想は、引き渡し日までの間に決まれば完璧です!
引き渡しまでの1ヶ月で引越し先を探す!
しかし、年寄り特有の
あーだこーだ注文が多い!
ホントうるさい。
望めば叶うと思ってんのかと言いたくなるくらい。
そのくせ金は出したがらない。
それでなくともこちらは田舎の地方です。
そんなに物件も頻繁に出てきません。ある程度妥協してもらわなければ困るのですが。
要望は
- エキチカ
- スーパー、病院近く(免許返納の予定)
- 2LDKくらいの平家
- 低予算
- オール電化
最後には
「言いたいことはそれだけか⁉︎」
と言いたくなるほど好き勝手言ってきやがる…。
「あるわけねーだろ!」
と、優しく教えてあげました。
そんな折、私の家から徒歩5分程度のエキチカ・スーパー病院徒歩圏内、築浅4LDKで800万円という物件がありまして。
絶対買いだと勧めたのですが、
「4LDKなんて大きな家いらないのよ。平家の小さな家で良い。」
このババア、何もわかっちゃいねーなと思いつつも本人たちがその気にならないので見送る事に。
そもそも2LDKの平家自体がかなーり贅沢ですよね。
もう一つの物件。
私の自宅付近に超安い2LDK物件があったのですが、値段相応の大掛かりにリフォームしないと住めないであろう物件がありました。
カミさんと見に行ったのですが、とてもこのままじゃあ住めないと報告すると、
「そこで良いから決めよう!」と言うではありませんか⁉︎
再々説得したものの…ここが良いと言うので本人たちも下見に行くと、
「これじゃ住めない!」
だから言ったじゃないか…。
面倒な手間ばかりかけさせやがって。。。
歳とると人の話聞かなくなるが、とうとう自分の親もそんな歳になったんだなあと実感しましたね。
とうとう新居は決まらずに、とりあえずで我が家に来る事になってしまいました。
8畳一間に荷物を無理矢理押し込んでみた
引越しは4トントラックたっぷり1台分。
家の中に荷物を入れてみると、8畳間が荷物でいっぱい!
「ちゃんと終活してきたんじゃないんかいっ!」
と言いたくなる程の量です。
仕方なくリビングに冷蔵庫と洗濯機を置いて、8畳間にジジババの居住スペースを作りました。
始まってしまった同居生活
見通しの甘さから同居になってしまったのですが、両親達は1ヶ月程度で新居が出てくると思っていたようです。私もそんなに長くはかからないだろうと楽観視していました。
こんなひと騒動の中、一番的を得た先読みをしていたのが、カミさんでした。
カミさんは
直ぐには見つからずに長期化するだろうと読んでいたのです。
カミさんが一番冷静でした。
いろいろ面倒をかけて申し訳ない気持ちでいっぱいです。
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